庶民の見方?国立小学校
国立小学校も受験が必要です。
東京では、
筑波大学付属小学校
お茶の水女子大学付属小学校
学芸大学付属竹早小学校
学芸大学付属大泉小学校
学芸大学付属小金井小学校
学芸大学付属世田谷小学校
があります。あと東京大学付属もあるようですが、双子ちゃんなどしか対象ではないようです。
上の三校は茗荷谷三校と言って、近くにあり、たくさんの子供が受験します。
学芸大学付属の竹早以外は学区があり、受験資格のないことがありますのでよく調べましょう。
また、東京都以外にも各県に国立大学はありますので、そこの教育学部付属小学校があります。
国立小学校なので、学費はかかりません。ただ、学校独自の諸経費、制服代、定期券代などはかかりますので、公立小学校よりはお金はかかりますが、学費の面だけでは庶民の味方です。
ところで
国立小学校には抽選があるのです。
例えば筑波大学付属小学校は抽選→試験→抽選となり、試験を受けられないこともあるし、試験に受かっても抽選で残念になることもあります。
私は一回目の抽選会場にいたことがありますが、し~んと厳かで、お葬式みたいでした。結局私立に行かせることにしたために試験を棄権したので、最後の抽選会場にいたことはないのですが、最後の抽選に外れた方の悲鳴が聞こえることがある、と聞いたことがあります。
国立小学校には抽選があるので、当選したら勉強を始めるようなご家庭もあるようですが、特に東京の国立小学校を目指すご家庭の多くは国立小学校が第一希望であっても私立小学校も受験し、1年以上はお教室に通い、対策をバッチリします。
また、最初は国立小学校だけ、と思っていても、対策をバッチリしているので公立小学校に行くのがもったいなくなってしまい、結果として私立小学校に進学される方もいます。
バッチリ対策をした子供たち同士の試験ですから、やはり付け焼刃の対策では一次抽選に当選しても最終抽選の場にいることは難しいでしょう。
国立小学校を目指す、ということは、庶民的とは言えないでしょうね。
次でも国立小学校について書いていきます。