初めてのお受験

お受験の世界を解説

小学校受験の対策はいつからするのか

小学校受験の入試があるのは年長さんの秋です。早いところは9月に面接が始まります。ということから、小学校受験のお教室1年は11月に始まります。(中学校受験は2月)

 

小学校受験の準備はいつからするのでしょう。

 

答えは、思い立ったらその時からです。

 

代々決まった名門校を受ける方、代々ではないけれども名門校を目指す方は、妊娠中から準備が始まります。

 

骨を強くするようなものを食べ、胎教を施します。スイミングは、マタニティスイミングからベビースイミングに移行される方もいます。そしてベビーからジュニアスイミングへ。

 

慶應義塾幼稚舎は天現寺交差点にありますが、その地名の元である天現寺というお寺で『pad』という子供用のスポーツクラブがあります。特にお受験用、とは謳っておりませんが、場所柄幼稚舎を目指してお受験対策で通う方がとても多いです。何気にお月謝もお受験用価格です。(お受験用、と公言しているところよりはお安いですが)

そこには、歩ける前の子供が通うことも少なくありません。入っている子はほぼ未来の幼稚舎受験生でしょう。ホームページもありませんし、口コミで子供が集まってしまうところです。

 

また、小学校受験をする前に幼稚園受験をする家庭が多いので、幼児教室は幼稚園受験(同じく11月)の1年前くらいには行き始めます。ただ、行う内容は普通の幼稚園のプレクラスとさほど変わらないと思いますが、お母さまの雰囲気に慣れるという意味で受験用のお教室に通うことはいいことだと思います。

幼稚園受験と小学校受験は親子の雰囲気がほぼ同じですので、たとえ幼稚園受験をしなくても小学校受験の雰囲気を掴むためにお教室に通うのもいいかと思います。幼稚園受験が終了し、そのまま小学校受験コースに移行するお教室がほとんどなので、気持ち的にも余裕を持てます。

 

早めに準備を始めることは、重要です。小学校受験で実は重要なことは、情報を得ることです。早めに渦中に入ることで情報を得られやすくなりますし、キーパーソンをご紹介していただけることもあります。また、何より親の心の余裕が生まれると思います。

 

早めに準備を始め、ゆったりとした気持ちで日々子供に接し、ネットワークを広げてまいりましょう。