小学校受験 早生まれはどうする
一般的に小学校入学時当初は4月、5月生まれは背も高く、足も速く、のんびりな早生まれの子供はどうしてもハンディを抱えがちということから、早生まれにならないよう計画妊娠する、という話を聞くことがあります。
その早生まれ不利という現象は、小学校1,2年生の頃だけに限る現象なので、大人になり定年退職の次期になると逆に早生まれがよかった、となりますが。
そして
それは小学校受験にもあてはまるのでしょうか。
答えは、学校によります。
むしろ早生まれだからこそ有利な学校もあるのです。
早生まれが不利な学校は…ペーパーテストが難しい、と言われる学校です。
例えば暁星、白百合等のカトリック校と洗足、精華等の中学入試をするための小学校です。
行動観察を入試科目にしているほとんどの小学校が生年月日順にチームを組んで入試をする方法をとっています。なので余談ですが、違う学校の入試でも同じメンバーだった、ということが起こることもありますね。
通常早生まれは成長が遅い=早生まれの中でとびぬけて成長していれば合格する、とも言えます。
逆に4月~7月のグループ、大人っぽい子の多いグループで目立たせるのは、とても難しいです。
通常のお教室では生まれ順にクラスは分けません。なので、早生まれの子は、お教室のクラスでも他の子と渡り合えることができれば、入試のグループで大人っぽく見えるということになります。
慶應義塾、早稲田実業、青山学院、学習院初等科…多くの学校で月例考慮します。
その為に何よりもたくさん運動をさせましょう。体を強くしましょう。
ペーパーはそこそこで、身体づくりに力を入れた方が月例考慮のある学校では重要です。
そして早生まれならペーパー校は受けない、というのも作戦かもしれません。