小学校受験に成功しそうな親子
小学校受験をする子供は、園児ですから、大きくくくれば、赤ちゃんです。
しかし、小学校受験で成功するためには、赤ちゃんから脱却している必要があります。
わが子は、お受験幼稚園ではなかった為、群を抜いて大人っぽさが目立っていました。
自分でできることが多く、できない子を助け、困ったときは大人に助けを求めていました。
その為にすること
①子供に構いすぎない。自分ことは自分でするようにさせる。
②合わせて、簡単なお手伝いをさせる。
③お教室の合宿や親が付き添わない遠足、キャンプに行かせる。
④スポーツの習い事をきちんとさせる。
⑤大人の前でお話ができるようにさせる。
子供の精神を標準より大人っぽくすることが必要だと思います。
①では、どんなに時間がかかったとしても自分で脱ぎ着できるようにしたり、脱いだものをたたむこと
②では、ゴミ出し、お風呂掃除、簡単なお使いをさせること
③では、合宿や『国際自然大学校』『湘南自然学校』のキャンプに参加させる
④では、スイミング、サッカーなどで受験体操以外もさせ、体力をつける
⑤では、お店で注文させたり、駅員さんに乗換案内をしてもらったりする
ということをやってみましょう。
大人っぽい子が選ばれます。親離れ、子離れを実践しましょう。
小学校受験の為の幼稚園
小学校受験の為の幼稚園は名門がいいか、そうでない方がいいのか。
結論は出ません。
しかし、幼稚園がどこだったか、は入試には関係ありません。
ここで言う名門の小学校とは、周りが受験する幼稚園ということになります。
東京でいえば、若葉会、枝光会(伊皿子、枝光学園、駒場、麻布みこころ)などとなります。
このような名門幼稚園は、幼稚園受験を経験しており、小学校受験に向けてピリピリしています。
同じく幼稚園受験を経る青山学院、学習院などは、小学校受験はしませんので、ゆったりしているようですが。
しかし上に上がれる幼稚園でも光塩や暁星は他の小学校に行くために小学校受験対策はします。特に暁星は内部進学試験に対策が必要です。
名門幼稚園から小学校受験をするメリット
①周りの状況がわかる
②当たり前のように小学校受験ができる
③小学校に同じ幼稚園のお友達がいる
ことです。
逆に名門幼稚園から小学校受験をするデメリットは
①純粋に仲良くできず探り合いがある
②同性で月齢が近いと必要以上のライバル意識が生まれる
③合否が出たあと気まずい
となります。
初めに書いたように、入試に幼稚園は関係ないので、いいお教室に行きながら普通の幼稚園に行くのがいいかもしれませんね。
小学校受験の最高峰と言われる慶應義塾幼稚舎も保育園児が合格しています。お母さまも女医さんなど、しっかりとしたキャリアをお持ちだったりします。
しかし、普通の幼稚園で子供が言葉遣いなど荒々しくならないようにしっかり家庭教育していく必要はあります。
ちなみに我が家は、一般のご近所幼稚園に通い、周りにはお受験を隠し、幼児教室をかけもちしました。受験率2パーセントくらいの幼稚園です。
小学校受験のお教室を紹介してもらう
小学校受験の個人のお教室は、紹介制のところが多いです。
もし、志望校に強い紹介制のお教室がありましたら、なんとかご紹介者を見つけてみてください。紹介制の教室に入るだけでアドバンテージがあるといっても過言ではありません。
たとえご紹介者が関係の薄い方でも、お受験成功のために、頭を下げましょう。
身上書を求められるかもしれません。
身上書???
普通の生活をしていたら一生使わない気がします。
幼稚園受験ではもっと頻繁に出番が多いかと思います。(家族が重要)
要は、家族の履歴書です。また、受験以外ではお見合いでも使われます。
文具店で購入できます。
『鳩居堂』にする方が多いです。
(ちゃんと便箋と封筒にロゴが入っています)
書き方はご紹介してくださった方にお聞きするか、身上書の見本を見ましょう。
身上書を書いて、ご挨拶をして入会させていただく。
でもまだ合格はしていません。合格のために先生についていきます。
小学校受験の教室は基本かけもち
小学校験では様々な分野の課題があります。
ペーパー、行動観察、絵画制作、体操ですね。
全て出る学校もあれば、ペーパーがない、体操がない、という学校もあります。
しかし、併願するためには、すべての対策が必要だということになります。
(体操がない、という学校しか受けないのであれば体操対策は不要ですが、団体行動で精神を鍛えるために通わせている、というご家庭はあります。)
強い力をもつ個人の先生にお通いの場合でも、団体行動の体操、行動観察はなかなか対応が難しいので、大手、もしくは体操教室、行動観察教室を掛け持ちします。
ジャックはもともと体操教室から発展した塾なので、体操は強いです。体操だけジャック、という方もいます。ジャックでしたら全て対応しているので、個人の先生につかずにすべてをジャックで収める方もいます。(総合、学校別、体操)
また、体操の専門教室、というものがあります。これも普通の体操教室ではなく、
『受験体操』です。
受験体操は普通の体操教室で『受験体操』というクラスがあることもありますが、知る人ぞ知る受験体操塾も存在します。港区を中心に数件存在するそれらの受験体操塾は、個人塾と同じで紹介がないと入れません。
そして行動観察の専門塾も存在します。
こちらもホームページのある有名なところもあれば、秘密の教室もあります。
多い方は個人の先生+大手(総合と学校別)+体操+行動観察と鬼の掛け持ちをしています。
かかる費用は…大卒初任給は超えるかと。でも、費用は気にしないご家庭ばかりなのです。(これにバイオリンとか習っていますよ)
しかし、掛け持ちをすることで広く情報を得られますし、ライバルの様子も分かるので、いいことなのかな、と思います。入学後も知った顔が多かったりしますしね。
次回は幼児教室のご紹介について。
小学校受験の個人の先生とは
小学校受験のための塾には、大手教室と、個人の先生の教室があります。
大手の方がなんとなくよさそうだけど、実は個人の先生にはすごい方もいます。
それは大学病院の若いお医者さんに診てもらうのと、実は名医だった診療所の先生に診てもらうようなものかもしれません。
個人の先生の中には、大手でから独立された先生もいますし、元小学校の先生もいます。
そして個人の先生は、マルチにみるというより、特定の志望校に合格させることが多いようです。
小学校によって出題課題、面接対策、全てが違います。
中には特定の小学校に強いコネクションがあることもあるでしょう。しかし、コネクションというよりも、特定の学校の対策を熟知している、という方が正しいと思います。
もし、志望校に強い個人の先生をご紹介されることがあれば、是非その先生にみていただくことをおすすめいたします。
しかし紹介で入会しますと、もし先生との相性が悪いと辞めずらいですね。また、季節のご挨拶など、お月謝以外で気を遣う場面も出てくるかと思います。(大手に季節のご挨拶は不要です)
個人の先生では主にペーパー、絵画制作、女子校で特に求められるお行儀、時々行動観察をみていただけます。
願書、面接対策も完ぺきにしてくださることでしょう。
ただ、いい先生はホームページもなく、ご紹介でしか対応していただけません。
次回は結局お教室はどうしよう、というところを見ていきましょう。
小学校受験の大手教室
小学校受験初心者の方は、まず大手教室の資料請求から始まると思います。
【補足】幼児教室の1年は、入試のある11月から始まります。 11月から新年度。幼稚園で年中さんなら、幼児教室では年中さんの11月から年長さん。幼稚園の年中さんの間は『新年長さん』と呼ばれます。
大手教室といえども、ホームページに料金表などがないのがお受験の世界。
資料請求すると、初心者さんは結構びっくりします。
だって、多くのところで入会金が8万円くらいします。
普通の習い事って、高くても入学金1万円くらいだと思います。
月謝も数万円です。年長になったら多くの方が10万円は軽く出ます。
さてさて、大手教室ですが、基本的にはご自宅の近くがいいでしょう。幼児を連れて出歩くのはなかなか大変ですからね。
しかし、「ジャック幼児教室」は、各教室の裁量が結構ありまして、遠くても志望校を担当している教室に通います。
大体志望校の近くにある教室が担当教室になりますが、人気の教室は、キャンセル待ちで入れないこともあります。
特に広尾教室…慶應義塾幼稚舎の担当校です。ジャックの幼稚舎合格者はほとんど広尾教室出身なのではないかと言われています。こちらの広尾教室は、年少さんから問い合わせても入れないようです。ただ、代々幼稚舎というご家庭や、大きな力のあるご家庭は入れてもらえるとか。 ただ、広尾教室の実績が高いのはそれなりのご家庭が集まっているからですので、一般のキラキラ輝くお子さんをお持ちの方は、渋谷教室でも大丈夫ですよ。
そしてジャックは授業中、保護者が後ろで参観します。 自分の子供の出来がよければいいですが、落ちこぼれだとすると、親が精神的にやられてしまいます。 しかし、家庭でどのようにフォローするか確認することは出来るので、メンタルが強い方にはオススメです。
もし、参観がいやであれば伸芽会にしましょう。季節講習会などはいろいろおススメされて金額がすごくなりますが。 実は、伸芽会の入会金はその後、グループの個別指導塾のトーマスなどに通う際にもそのまま適用されるそうですよ。少しお得でしょうか。
ジャックと伸芽会の二大大手に通う方が多いようです。 先生は女性が多いので、くせの強い方もいらっしゃるかと思いますので、親子で体験をして相性の合うところにしたいですね。
次回は「個人の先生」について書いてみます。
小学校受験をすることにしたら幼児教室に行く
小学校受験をすることにしたら、まずは幼児教室へ通うことを決める方が多いと思います。
小学校受験の内容は、本来は幼児教室は行かなくても対応はできるとは思いますが、本気で目指すのであれば行きます。
幼児教室のメリットは ①カリキュラムが組まれている ②周りの状況が分かる ③なんといっても親の安心
です。
デメリットは ①おどろくほど料金が高い ②合わなかったときに精神的にきつい
ことでしょうか。
では、必須の幼児教室、どこがいいのでしょう。
ジャック 伸芽会 ICE 理英会 チャイルドアイズ こぐま会(教材で有名) ピグマリオン(教材で有名)
大手で思いつくだけでもこれだけあります。 やはり有名なジャックと伸芽会に圧倒的に通っている方が多い印象です。
しかし、幼児教室は
志望校に合格させてくれるところに行くこと です。
また、大手だけでなく、『個人の先生』という秘密の教室も存在します。
次回は、大手教室について書いていきます。